ダムド強いのね(挨拶)


終焉の精霊と無意味にコンボ決めたりして、
数度の勝利をもぎ取りました。
つか初期手札に来ないで、召喚できないから。
つかなんで序盤で3体そろうかな、アックスドラゴニュート
うちの突撃隊長だから良いんだけど。


デュエル続き。


(…リミッター解除、使い方間違えたな)
「ドロー」
…次のドローにかかってるな。
「未来融合−フューチャーフュージョン−発動。俺はキメラテックオーバードラゴンを選択」
未来融合はデッキのモンスターを融合させる魔法。
ただし融合モンスターが現れるのは2ターン後のスタンバイフェイズ、
しかも永続魔法なのでそれまでに破壊されてしまえば召喚失敗、発動時にサイクロンでもされたら
モンスターを墓地に送ることすら出来ない。
このゲームではモンスターは墓地に置いておいたほうが良い場合もある。
デッキ枚数は少ないほうが目当てのカードが来やすくなる。
未来融合は結構良い効果だったりするのだ、発動するだけでも。
…どうやら発動阻止はなかったようだ。
サイバードラゴン2体、プロトサイバードラゴン2体、サイバーレーザードラゴン、サイバーバリアドラゴン、
 サイバージラフ、サイバーウロボロス、サイバーダークホーン、サイバーダークエッジ、サイバーダークキール
 アーマードサイバーン、強化支援メカヘビーウェポン、人造人間サイコショッカー、マジックキャンセラー、以上15体を墓地に送る」
キメラテックオーバードラゴンはサイバードラゴンと機械族モンスター1体以上と、理屈上何体でも融合できるため、
未来融合でデッキを大きく削れる。もっともモンスターを引く確率が低くなるが。
「サイバーフェニックスを守備表示にしてターンエンド」
「エンドフェイズ時に」
(あ、手札増強)
「光の護封壁発動。ライフを7000支払う」
光の護封壁は発動時に払ったライフの数値以下の攻撃力モンスターの攻撃を止める永続罠。
「さらに闇よりの罠2枚発動。コストとしてライフを1000支払う」
「おいおい、残りライフが800まで下がっちまったぜ」
「だから非常食を発動する。この3枚を墓地に送って3800まで回復」
せっかく発動した光の護封壁を非常食にするとは…ライフ調整でしかないのか。
「そして闇よりの罠の効果。墓地の通常罠カードの効果をコピーする」
「ゴブリンのやりくり上手しかないだろ」
ゴブリンのやりくり上手をさらに使いまわす。どれだけドローする気だ。
「うん。だから4枚ドロー、1枚を戻す。かける2」
8+6で14枚…トラゴエディアの攻撃力、8400。手がつけらんねぇ。
「で、僕のターン?」
「聞くな」
手札はリミッター解除だけだってわかってんだろうが。
「ドロー。手札は15枚…」
攻撃力9000。すげぇ、ブルーアイズ3体生贄にしたラーと並んだ。
「マジックカード、天使の施し。カードを3枚ドローして2枚捨てる」
さらにドロー。手札枚数を変えずにデッキのカードを引き、墓地を肥やせるのが強力。
しかし正直ここまでやってまだそろわないのはおかしい。
ましてや初期手札であんな強運を見せられているのだから。
「僕はダンディライオンと巨大ネズミを墓地に送る。ダンディライオンの効果でトークン2体召喚」
「…トラゴエディアは何枚デッキに入れてるんだ?」
はは、まさかな。
「手札に、3枚目があるんだ」
「オーマイガッ!」
攻撃力8000超のモンスターが3体だと!?笑わせるぜ!!
「まだだよ。まだこれからだ。僕は貪欲な壺を使うっ」
巨大ネズミと素早いモモンガ3体とダンディライオンがデッキに戻る。
貪欲な壺は墓地のモンスター5体をデッキに戻してシャッフル・2枚ドローする魔法。
墓地にモンスターが5体居なければ使えないので発動に手間がかかるが、
その分モンスターをデッキに戻せるのは魅力的。まぁ前述の通りケースバイケースではあるが。
「さらに強欲な壺を発動」
カードを2枚ドローする問答無用の強力カード。天使の施しと共に強力すぎて公式大会では使用禁止である。
「手札16枚、だと…?」
ここからラーやオシリスを出したらさぞかし痛快だろうよ。
「ううん、1枚セットして15枚。ターンエンド」
え。あれ。
(攻撃してこない?)
どういうつもりか…まさか始めから特殊勝利狙いか?
「俺のターン、ドロー!」
ディスクから手に移ったカードは…
「…」
まさに逆転の1手。
(なんというご都合主義)
最強の手札増強カード。しかもこの状況ではデメリットなし。
正直壊れだよね、この性能。
盛り上がるから良いんだけどさ。
「カードをセットし、魔法カード発動!」
降り注ぐは恵みの雨。空に舞うは欲の顕現。
「天よりの宝札!」
民に金貨が授けられる。両者の手札と言う名の金貨が。