さ、小説書き始め。

俺はどこにでも居る高校生…とは言え無い。
なぜなら記憶喪失と言う状態に陥っているからだ。
今は5月頭なんだが、4月1日までしか思い出せない。
おまけに変な能力までくっついてきた。
驚くなかれ、未来予知だ。
何故かは知らんが、時折突然に頭の中に情報が飛び込んでくるんだ。
しかもそれは必ず1時間以内に現実のものとなる。
ここまでならまぁ、事実は小説より寄なりといって納得できる。
しかしこの状況はどうだ。
これ、笑うとこ?なんてエロゲ?
今の俺はハーレム状態と言っても良いんではないかと思われる。
先輩後輩同級生幼なじみに偶然街角でぶつかって知り合った女の子。
おまけにいかにもモテてなさそうな親友キャラまでいやがる。
俺には文才など無いだろうから、これが面白いものになるかはわからない。
それでも良ければ、自己紹介からさせて頂こうか。
名前は久遠大和。高校2年生。誕生日は…えと、8月9日、だったかな。
血液型はBだっけ、生徒手帳が正しければそうなんだが。
見た目は可もなく不可もなく、細身の優男とだけ言っておこう。
自分の見た目を自分でどうこう言うのもなんだしな。
とりあえず、ここで一区切り。茶でも呑ませてくれ。少し喋り疲れた。
…ん、時間か。
じゃ、続きはまたの機会にな。